一応、'ファーム"で働いたんだよな〜とふと思い出しまして、
ちょっと何回かに分けて(毎回そんな感じですが…)
どんな生活していたのかを書いていこうかなと思います。

ネットで探してみると具体的にどうだったかとかは人それぞれのようですから、
あくまで僕の場合はこうだったというのを書いていこうと思います。
実際にいくら稼ぐ事ができたのかとかね。
(お金に関してはあんまりきちんと書かれてるを見た事がないので、特にその辺は詳しく書こうかなと思います。大切ですよね。) 


僕は2013年の7月〜9月までの約3ヶ月間をファームで過ごしました。
まあ終わってみればそれなりに楽しかったなと今でこそ思えますが…


僕が行ったファームはブリスベンから電車で1時間のカブルチャというところです。
ここはブリスベンのあるクウィーンズランドの中でも比較的イチゴが有名な場所のようです。

カブルチャに着いた最初にスーパーにデカデカとイチゴのイラストが描かれているのを見たとき、
「あーピッキングに来たんだな〜」と思ったものです。

ちなみに、僕以外のピッカーがそうであるように、(かもしれないという事で)
その時点で予定通りには進んでいませんでした。

僕は地元オージー(現地の方)に斡旋(コントラクタ)をしてもらいました。
コントラクタの仕事というのはファームへのピッカーの紹介と、ピッカーが寝泊まりするシェアハウスの紹介をしているのだと思います。たぶん、紹介料金として何%か手数料として入るのでしょう。
(ごめんなさい。直接聞いた訳ではないので、推測ですが)


ただ、ブリスベンの今年の6月終わり頃というのはシドニーがそうであったように、
ヒドい冷たい雨が何日も続いていました。
当然そういった環境が’イチゴ達”に良い影響を出す事はありませんでした。
「仕事はあるよ。」とはそのコントラクタは言っていましたが、当日カブルチャの駅に到着してから、(正確には待ち合わせの夕方16時になって)こんな電話が入ってきました。

「ハロー。トシ。問題が起きたわ。あなたの仕事が無くなったの。イチゴの発育が雨のせいで良くないのよ。あと、あなたと入れ替わりに出て行く子がもう少し長く働きたいらしいの。」


う〜ん、ムチャクチャですね。


「いつ仕事が入るかわからないから、今日はブリスベンに帰ってそこで寝泊まりしたほうがいいわ。仕事が入ったら連絡するから。」

仕事はいつぐらいに入るか訪ねると?

「I have no idea.」(全く、わからないわ)


 もうイラっとしながらも、
とりあえずブリスベンに帰ったところでどうしようもない
(電車代だってバカにならない。)
シェアハウスが空いているのであれば そこに先に住ませてほしい旨伝えました。
仕事が入るかはどうかはわからないけど、仮にブリスベンにいたって情報ゼロでは変わりない。

「……わかったわ。カブルチャに今から迎えに行くから、近くのスーパーで1週間分の食料を買っておいてね。」
というわけで、はじめて行ったカブルチャのスーパーでデカデカのイチゴのイラストを目にする訳です。

「これから、どうなるんだろ…仕事にありつけるのか…ありつけたところでちゃんと稼げるのか…英語話せないし…」というのがその時の正直な気持ち不安やら、
何やらでとにかくいっぱい、いっぱいでした。

 
DSC_0137

不安でいっぱいだった。カブルチャの夕暮れ


toi toi toi !!

おやすみなさい。